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第23回バスケタリー展

2010/9/10~2010/9/16

同展は、バスケタリーの素材や技法、他の繊維造形の方法を個人的な方法で展開した独創的な造形作品で構成されています。

100909_4_1遅刻 32×24×20(cm) 紙バンド 
六ッ目編み、プライ・スプリット技法
制作-星野泰子

バスケタリーとは文字通り、かご、あるいはかごの技法などという意味ですが、立体の編み組みで作られたかごや網類などの道具、または葉や枝で作られた家、壁、蔓で作られた橋なども含みます。そしてそれらの共通点は素材の特色を活かした構造体という特徴があります。
バスケタリー展では、編む組織構造、あるいは素材の特色などから生じるダイナミズムをフォルムのテーマにした立体造形の発表を目指しています。

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RELIANCE 17×20×12(cm)
ステインレススチール・銅線
技法-リンキング 制作-谷川鶴子

バスケタリー展は1986年少人数で始めた自主的な展覧会でしたが、その後、回を重ねる毎に、出品者の範囲が広がり、今では繊維造形、伝統工芸の竹工の分野の作家も加わりました。レギュラーに出品するメンバーも関東を中心に、名古屋、京都、大阪、北海道、沖縄に及んでおります。

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バスケットタイム 30×22×23(cm)
シュロ 技法-組み 制作-関口千鶴子

参加者:荒木峰子、五十畑麗子、石垣勢津子、板橋幸知子、岩崎睦美、奥野裕子、川瀬三重子、菊池ゆかり、小西誠二、陣内律子、関口千鶴、関島寿子、高橋静子、高宮紀子、高栁良江、谷川鶴子、佃真弓、仁尾敬二、深井美智子、福井京子、星野泰子、本間一恵、松山茂、望月尚美、森川心子、吉田雅子、吉屋慧実子、菅原晴子(敬称略)
http://basketry-exhibition.web.infoseek.co.jp

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