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東京・大田 日韓国際美術祭 Moving Castle 城

2010/12/2~2010/12/15  日祝休館 11:00~18:00

       東京・大田 日韓国際美術祭 2010
 2009年にこの日韓国際美術祭はDAEJEON市の文化院他5箇所のギャラリーで開催された。DAEJEON市の後援の他、多くのスポンサーが両国のアーチストを後押しして、2週間にも及ぶ会期中、展示に2日間を費やし、これまでの交流展には無い大規模の展観と多くの入場者があった。
DAEJEON市は万国博覧会も開催された都市でIT関連の企業が多く立ち並ぶ都市でもある。一方、我々が逗留した旧市街は、経師屋、筆、画材店、各材料店、職人のお店が立ち並んでいて、食は勿論、街路樹が美しく、とても素晴らしい町並みであった。そこで日本作家は十分なスペースが与えられ、大作を発表することが出来た。展覧会の準備には、韓国代表の版画工房でもあるアトリエを使うことができ韓国作家の協力のもと精一杯の発表が出来たのではないかと思います。韓国代表の李鐘協(Lee Jonghyup)氏は各美術大学に版画科が誕生した時に最初の留学生として多摩美術大学大学院に来られました。当時、版画家として作家活動をしていた私とも交友があり研鑽をしていた同志でもありました。2004年にDAEJEON市のI-GONG GALLERYで韓日作家16人展―相生と瞑想―が開催された折、私達は劇的な再会を果たしたのでした。その時、Lee Jonghyup氏のアトリエで彼の新作を観ながら、いつか日韓の新しい作家の美術展を開催したいと語りあったのが今日の美術祭に繋がったのではないかと思います。この日本展でも準備に長くかかりましたが、駐日韓国文化院の後援や各ギャラリーの協力のもとに今日を迎えることが出来ました。
この間、韓国代表で共に日本開催に向けて協力して下さったLee Jonghyup 氏が大田市立美術館長に就任されました。私もお祝いに駆けつけると同時にDAEJEON作家のプランニングを持ち帰り準備に向けました。その際にGEUMGANG NATURE  ART BIENNALE を観てきましたが公川流域で展開される野外彫刻ビエンナーレは世界の作家が選ばれ、YATOOのメンバーが山間部のオフィスに常駐し、インターネットで世界に発信しています。また大田美術館では、早世した大田出身の映像・インスタレーション作家Yook Taejin の回顧展が開かれていました。とても優れた印象深い展覧会でした。大田の作家は美術評論家のYu Hyunju氏、新聞記者を含め全員が来日されます。美術家同士の交流は当然ですが、海を越えての心の友情の輪が広がっていくことを心から願っています。
この美術祭を御支援して下さった、両国の皆様に心より感謝し御礼を申し上げます。

          東京・大田 日韓国際美術祭 代表 河口 聖

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