清水 要 展 (茫洋の世界)
2010/11/9~2010/11/15 日祝休 11:00~18:00
見えないものを見えるものにする。
見えないものとは、人間の心(感性)である。
心は自分自身でも、他の人も理解する事は難しい。それは形が無く絶えず変化するからである。
今回の作品は人間の心の多面性を茫洋と言う技法を駆使して見える形に表現するのが目的である。
茫洋の世界とは具象的形態は存在せず、無限の広がりを展開し、神秘的現象を醸し出す事である。
具体的表現としては、異質の接触と尊重 重複の深み 不安定の面白さ 偶然の美意識等があげられる。
曖昧な世界を曖昧な感性で表現しているので、見るにあたっては、五感で直観力を発揮し、閃きを楽しんで もらえたらと思う。